ボーイング、ロッキード・マーチンやノースロップといった米国企業以外にも、世界には数々の航空機メーカーが存在します。その多くが近年、数々の統廃合を繰り重ねています。その中でも欧州随一の規模を誇るのが、4か国の共同企業であるエアバス社です。
1970年代、当時民間機市場で優勢を誇っていたアメリカ系メーカーに対抗すべく、西ヨーロッパの主要航空メーカーが共同で設立したエアバス社は、現在ではボー…
そんな中フランス・イギリス・ドイツの3か国の航空機メーカー、航空会社、政府が一丸となっての大型航空機の開発が決定されます。政治主導の決定に沿って、企…
再設計の結果、当初よりも小型な規模に縮小されたA-300Bの開発が進められる中、英国政府の計画脱退等を経て、1970年に設立されたのがエアバス・インダストリ…
最先端の空力設計を備えた主翼等、その技術力でアメリカに対抗したエアバスが直面した危機、それは1976~77年に発生したオイル・ショックです。石油高から…