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門戸開放の切り口か

2009年12月、日米両政府がオープンスカイポリシーの締結に合意しました。これは、日米の航空輸送の新たな段階と言えます。これで日米の航空会社は路線や便数といった項目を自由に決めることが出来るようになりました。この協定締結は、世界中で進む規制緩和の流れが後押ししたと言っても過言ではありません。他の国でも同様に、オープンスカイポリシーを締結するなどして、自由な空気が流れてきています。

また、日本にはオープンスカイポリシーを締結することで、不平等性を解決するというメリットがあり、この政策による新規企業の参加で市場に良い刺激を与えることも見込まれています。

アライアンスと日本の航空

オープンスカイポリシーの適用により、アライアンスの提携関係を持つ航空会社はATI(米国の独占禁止法の適用除外)を受けて、運賃やダイヤの調整が可能になります。運賃や利便性にどの程度の効果があるのかはまだ不透明ですが、上手くいけば消費者にとっても喜ばしいことになるでしょう。


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