新しい飛行機が初飛行する際は、一度離陸中止のステップを踏むのが一般的です。ですが、実際にそうしたステップを踏むのか、踏まずにそのまま離陸するのかは、報道関係者などにも知らされず、本当に飛び立つまでわからないようです。
ボーイング787もその初飛行の際には離陸中止のステップは踏まず、多くの関係者やファン、報道陣の見守る中、一気に大空へと飛び立ちました。離陸後は上空で様々な試験を行い、5~6時間ほどで地上に帰ってくることになっています。
初飛行を終えたボーイング787は、予定より2時間半ほど早くボーイングフィールドに着陸しました。これは空港の天候悪化が原因ですが、そのような状況で初飛行を行ったボーイング社の自信を感じることが出来る事実でもあります。
ロールアウト後様々な問題があった787ですが、それらをクリアし、見事初飛行を成し遂げたわけです。