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機体の心臓部

ボーイング787のエンジンは騒音を少なくする効果のあるシェブロンノズルとエンジン自体の太さが特徴です。また、地上との空間が少なくおよそ70センチしか離れていません。ファンは一段しかなく、ナセルの中を見ると空間が目立ちますが、回転時は先端が音速を突破するというこのファンと、数千度の高温に耐えるタービンで巨大な機体の推進力を生みだします。

ちなみに、タービンのブレード一枚当たりで作り出す力はおよそ800馬力。一台のレーシングカーの力に匹敵します。

機体の足

ボーイング787のブレーキは、従来の油圧式から電気式に変更されています。油圧式だった頃には油圧の配管がありましたが、今ではそのような配管がなく、すっきりと見えます。

試験用の機体では、脚部に計測用の電気配線が露出していますが、実用機になればそのほとんどが外されることとなります。


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