ボーイングの歴史

モデル367-80。ボーイングが作り出した旅客機707のオリジナルであるこの機体が飛び立ったのは1954年のことです。この機体の成功以降、アメリカには新たなジェット旅客機の時代が到来しました。そして、1957年には707のベースである707-120が、1959年には707に軽量化が施された中距離機720が初飛行を成功させています。

ちなみに367-80は初飛行からおよそひと月後、大型機ながら2度のバレル・ロールを行ったという逸話が残っています。

名機の誕生

1967年4月に初飛行を遂げた737-100。この機体はダグラス社のDC-9に対抗するために開発された小型機です。実際に初飛行を行ったのは、ルフトハンザから注文された21機のうちの一つでした。

さらに4ヶ月後には胴体を2mほど長くした737-200が大空に舞っています。